Twist’N’Shout

忌野清志郎を始めとする『正統派日本語ロック』好きの大学生による音楽ブログ

忌野清志郎好きの21歳が史上最強のロックバンド“The Rolling Stones”を観てきた

【LIVEログ】8/22 The Rolling Stones US TOUR 2019 “NO FILTER”

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今回、私が遊んできたライブは
The Rolling Stones US TOUR 2019 “NO FILTER”

THU/AUG/22 Pasadena, CA(Rose Bowl Stadium) 

大学4年生で忌野清志郎好きの私がストーンズのライブに行く」という貴重な経験をしてきたので、ストーンズに会いにロサンゼルスへひとり旅してきた記録を皆さんにシェアできたらなと思います。

 

 

The Rolling Stones”と“忌野清志郎

「The Rolling Stones」の画像検索結果
ストーンズをロサンゼルスで目撃して1ヶ月近く時間が経とうとしているのですが、そもそも私がストーンズに興味を持ったきっかけは、忌野清志郎です。関連画像
清志郎の、ステージを右往左往するステージパフォーマンスや、両性を持ち合わせたようなルックスホーン隊やコーラスを兼ね揃えたバンド編成R&Bが大きく影響されているロックの楽曲性社会に対する反骨精神ライブ後のお辞儀まで…

YouTubeで初めてストーンズ・ミックジャガーの映像を見たとき、“Bitch”,“Satisfacton”,“Paint It Black”を聴いたとき、清志郎だ…と感じました。
「ミックジャガー 忌野清志郎」の画像検索結果
ビートルズとともにロック全盛時代を築き、R&B(黒人音楽)をベースとしながら、若者たちの反抗心や欲求不満を見事にロックで表現し、絶大な支持を得てきたというRCっぽいバンドの紹介文にも気持ちが惹かれます。

  1. 結成57年現役メガ人気バンド
  2. 歴史的ロック名盤名曲の数々
  3. 世界一のライブマジック
  4. セックス、ドラッグ、ロックンロール
  5. ロックバンドの原型で継承者

www.diskgarage.com

私は、現在大学生で、RC忌野清志郎と惜しくもライブ会場で会うことはできませんでした。しかし、そのルーツであるストーンズ・ミックジャガーは現役ビシビシバリバリ生きているので、この目で焼き付けたいという思いがいつの間にか私には芽生えてしまった、、というようなところです。

上記のようなweb記事見てしまったら行くしかないよな…と。

 

チケットの購入方法

閑話休題ストーンズのひとり旅の話をしていきます。

まず、チケットをどのように購入したかというと、「チケットマスター」を利用して購入しました。https://www.ticketmaster.com

 US/UKのコンサート・スポーツ観戦のチケットは、基本的にこちらのサイトで購入が可能です。日本と異なり、座席価格が細分化されていて、自分で好きな座席を選ぶことができます。

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購入したらこのような画面が表示されたので、思わずスクショ。

チケット代は、$455.00、日本円で約48,276円でした。くそ高いが、ストーンズに会えるということで金銭感覚が完全に麻痺ってる…

www.cheaptravelz.com

 

ライブ会場“Rose Bowl Stadium”

気になるライブ会場ですが、ロサンゼルスのパサデナにある“Rose Bowl Stadium”です。


1922年に開場したローズボウルは、アメフトのスタジアムとして世界的に有名。
なんと収容人員は92,542人で、1987年にはアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されています。

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今回のUSツアーでは、ライブ会場毎に合わせた「ベロポスター」が作られているのですが、ローズボウルでのマークはこちらの「薔薇ベロ」(このロゴすごく気に入ってる)

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しかし、アメフトで利用されるローズボウルはセキュリティがめちゃくそ厳しい「スタジアムバッグポリシー」があったりと…色々と大変でした。

(会場がNFLで利用されるのでプラスチックの透明のバッグに入れた荷物しか会場には持ち込めない)

とりあえず、透明のバッグを百均で購入して、いざL.A.に出発!

 

Rose Bowlのファンフェスタ

ロサンゼルスに入国して3日目。ドジャースタジアムMLB観戦をし、ロサンゼルスを満喫した私は、遂に会場入りを果たします!!f:id:rockin_babys:20190902105655j:plain
ローズボウルでは開演に先立って、ファンフェスタが催されていました。

ファンフェスタでは、地元のラジオ局が会場内生中継でストーンズ特集を放送していたり、記念撮影スポットや、グッズ売り場、グルメまであり、凄い盛り上がり。

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ライブの前座・前説

FanFestも楽しんだところで、やっとスタジアム内に入ることができます。

これがチケ代5万円の景色!!f:id:rockin_babys:20190902163542j:plain
スタジアムに酔いしれつつ、雰囲気を思う存分楽しんだところで、ストーンズの前座に当たるアイスランドのバンド“KALEO”がプレイします。
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ローズボウルの音は大きく、何と言っても「クリア」で本当に最高でした…!

日本でキャパ6万越えとなってくると、どうしてもライブ感が失われてしまいます(東京ドームとか)が、キャパ9万のスタジアムで、あそこまでの音には本当に感動してしてしまいました…
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そして、前説として登場したのは、アイアンマン役として有名な世界トップクラスの俳優、ロバートダウニーJr.!!
何を言ってるのかさっぱりであったが、MCの内容は帰国後の山手線で知ることに…w 

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 The Rolling Stones US TOUR “NO FILTER”

前座・前説が終わり、後はストーンズの登場を待つのみ。
隣は17歳ぐらいの女の子でいた。ほんとワクワクしてる様子でその子を見てるだけでこっちまで気分が上がってくる。。
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そして、遂に、史上最強のロックバンド“The Rolling Stones”の登場です。。

ストーンズがステージ裏の階段を登ってステージに向かっている足元が見えた。

隣の女の子が叫んで気付いたのですが、その足元は力強く、堂々としたスターの歩き方でした。大きいモニターに映像が流れ始め、 「Ladies and Gentlemen!! The Rolling Stones!!!」の声とともにライブはスタート。

1. Street Fighting Man
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遂にストーンズとの対面!!
一曲目は、JJFで来るかと予想していましたが、ストリートファイティングマン。
これが日本のバンドマンたちが憧れていたストーンズか…と思いを馳せ、ライブは進んでいきます。

4. She's a Rainbow(by request)
4曲目はHP上で募っていたリクエスト曲で、結果はShe’s a Rainbow。
確か、自分は“She's So Cold”にしていたような、、

5. You Can't Always Get What You Want
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5曲目の演奏が終わると、“2120 South Michigan Avenue”が流れ始めて、Bステージへと移動。
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6. Sweet Virgnia 7. Dead Flowers
アコースティックのコーナーとしてステージを中央に移動し、2曲が凄く良かった。ミックのハーモニカに郷愁感があり、Rose Bowlの光景と絶大にあっているそれらの曲は、ライブの中でも個人的には良かった上位の曲です。

8.Sympathy for the Devil
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今回の衣装はこんな感じ。

10. You Got the Silver (Keith Richards on lead vocals)
11. Befere They Make Me Run(Keith Richards on lead vocals)
キースのコーナー。途端にみんなトイレに行き始める,,,w

12. Miss You
このあたりから終盤に向けて観客をのせていきます。
特にストーンズのライブを体感して思ったことは、ライブの波がしっかりあるということ。客の乗せ方が流石すぎる…

13. Paint It Black
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清志郎好きとしては本当に感慨深い曲。

14. Midnight Rambler
ロニーのギター後、途中からテンポが早くなったところがツボ。
YouTubeに載ってるので見てください!)

15. Start Me Up
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Start Me Up!! で手を上げまくる。
前のおじさんの頭に手が当たってしまったことに後悔。

16. Jumpin' Jack Flash
キースのリフは本当に凄かった。特にJJ Flashの間奏のギターは音が大きく、破壊力というか圧倒的な存在感があった。 

17. Brown Sugar
本編ラスト曲。この曲を聴くとストーンズが長い間世界中を駆け巡ってきたんだな…とすごく思わされる。

Encore:
19. (I Can't Get No) Satisfaction
最高な演出とともに、ライブは終わります。
何と言ってもこの曲がNo.1だったかな〜…
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セットリスト一覧

1. Street Fighting Man
2. You Got Me Rocing
3. Tumbling Dice
4. She's a Rainbow(by request)
5. You Can't Always Get What You Want
(2120 South Michigan Avenue)
6. Sweet Virgnia(B-Stage / Acoustic)
7. Dead Flowers(B-Stage / Acoustic)
8.Sympathy for the Devil
9. Honky Tonk Women
10. You Got the Silver (Keith Richards on lead vocals)
11. Befere They Make Me Run(Keith Richards on lead vocals)
12. Miss You
13. Paint It Black
14. Midnight Rambler
15. Start Me Up
16. Jumpin' Jack Flash
17. Brown Sugar

Encore:
18. Gimme Shelter
19. (I Can't Get No) Satisfaction

 

終わりに 

ストーンズみたく人生を全力で生きて転がり続けなくちゃいけないと思わされたし、気を入れ直して努力せねばと。
ロサンゼルスへのひとり旅、そしてストーンズは本当に良かった。ストーンズのステージに清志郎は見当たらなかったが、何かすごく輝いている素晴らしいものを手にしたことは間違いない。
平均年齢75歳であそこまで全力で駆け抜けるストーンズは誰もが認めるロックスターでした。

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